勝負の4年目 横山陸人が1軍定着へ

千葉ロッテマリーンズ

4年目を迎える横山陸人が1軍定着を目指し奮闘中です。佐々木朗希と同期として入団するも、昨シーズンは新型コロナウイルス罹患の影響もあり、わずか1試合の登板に終わった横山。先輩の益田と自主トレを共にし、飛躍を誓います。

選手名鑑 60 横山 陸人

千葉ロッテマリーンズ公式サイトより引用

専大松戸高から2019年のドラフト4位指名で入団した横山ですが、高校時代は1年生のころから主戦投手として活躍するも甲子園のマウンドを踏むことは叶いませんでした。入団後は、同年ドラフト1位で入団した佐々木朗希の唯一の同級生となります。メディアの注目は佐々木に降り注がれますが、横山は地道にアピールを続けます。その潜在能力は当時の吉井投手コーチも注目していました。

ドラフト4位で入団した。2020年2月のプロ1年目のキャンプで、キャッチボールの相手だった佐々木朗が大注目を浴びていた。しかし、横山には肩に力が入った様子はなかった。「(朗希と)比べられるのはしょうがない。僕も負けないように頑張りたい」。新人について、佐々木朗のことばかりを質問する報道陣に対して、吉井理人コーチは「横山も良い球を投げていましたよ」とアピールしていた。

甲子園で153キロ右腕がデビュー 佐々木朗希の同期 – 朝日新聞デジタル

ルーキーイヤーはファームで鍛錬を積み、プロ2年目で初の1軍昇格を果たします。5月26日に行われた甲子園での阪神戦でプロ初登板し、1イニングを無失点に抑え、上々のスタートを切ります。同年は若手の登竜門であるフレッシュオールスターに選出されるなど、1軍では10試合に登板し、プロとしての経験を積みました。

フレッシュオールスター ロッテ 横山陸人 ピッチング(7回裏)@松山 210715
フレッシュオールスター、ちょっぴりシャイな3人の1日に密着【広報カメラ】

前年の実績を糧に飛躍を誓った3年目でしたが、5月に昇格し1試合に登板するも新型コロナウイルスの陽性判定を受けて登録抹消となります。その後は1軍での登板機会を得ることが出来ず、シーズンを終えました。

防御率試合完投当初無四球勝数負数セーブホールドHP勝率投球回被安打被本塁打与四球与死球奪三振暴投ボーク失点自責点
202127.001000000000 2/3201010022
20204.6610000000009 2/314132110065
年度別成績 – 日刊スポーツより引用

勝負の4年目となる今年は、昨年に引き続き先輩の益田らと自主トレーニングに励んでいます。同じリリーフで変則投法と共通点も多く、実績十分の益田から知識や技術を吸収して、1軍定着を目指してほしいです。

ロッテの横山陸人投手(21)が4年目となる今季の目標に1軍定着を掲げた。静岡県内での自主トレーニングを公開。「まずは1年間、しっかり1軍で戦力として投げ抜くこと、最低でも40試合登板を目標にしていきたい」と抱負を口にした。

ロッテ横山陸人「戦力として投げ抜く」 高卒4年目、1軍定着目指す – スポニチアネックス

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