プロ3年間で通算5安打とプロの壁にぶち当たり苦しんでいる福田光輝。正念場となる4年目はまさに背水の陣、持ち味のバッティングで這い上がってもらいたい。
千葉ロッテマリーンズ公式サイトより引用
大阪桐蔭高から法政大学とアマチュア野球界では野球エリートとして華々しい活躍を続けてきた福田光輝は、2019年のドラフト5位でマリーンズに入団する。
ルーキーイヤーのオープン戦から活躍を続け開幕1軍入りを掴み取ると、開幕戦から出番が回ってきます。途中出場ながらプロ初出場を果たし、その後プロ初スタメンも経験します。しかし1軍に帯同できた期間はごくわずかで、年間の大半をファームで過ごすこととなります。
飛躍を期した2年目でしたが、キャンプやオープン戦でアピールすることができず、開幕2軍となるとファームでも打率が2割前半を不調にあえぎ、1年間通じて1軍の舞台に立つことはできませんでした。
勝負の3年目となった昨年は、オープン戦から前年の不調を振り払うかのようにバッティングでアピールし、2年ぶりの開幕1軍を勝ち取ります。13試合に出場し待望のプロ初打点をマークしますが、打率は.167と安定感を欠いており5月6日に抹消されてしまいます。その後の1軍出場は叶わずシーズンを終えました。
4年目の来季は、まさに正念場となる。同じ左打ちの内野手も藤岡や平沢、小川らなどライバルは多い。どうにか1軍で活躍するためにも、出色のバッティングで勝負に出るしかないはずだ。本人も話す「試合で使いたいと思ってもらえるバッティング」ができるように、キャンプからしっかり取り組んでもらいたい。
プロ3年目を終え、通算成績は28試合の出場で、打率・122、1打点、本塁打なし。飛躍を期す4年目の今季に向けて「(プロに入って)3年が終わったが、成績を残せていない。キャンプで(首脳陣に)『試合で使いたい』と思ってもらえるバッティングをしたい」と気合十分。沖縄・石垣島キャンプ初日の2月1日から猛アピールする。
ロッテ・福田光輝、飛躍期す4年目はキャンプ初日から猛アピール誓う「試合で使いたいと思ってもらえるバッティングを」 – サンケイスポーツ
年度 | 打率 | 試合 | 打席 | 打数 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 塁打 | 打点 | 得点 | 三振 | 四球 | 死球 | 犠打 | 犠飛 | 盗塁 | 盗塁死 | 併殺打 | 出塁率 | 長打率 | OPS | 得点圏 | 失策 |
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2020 | .087 | 15 | 26 | 23 | 2 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 2 | 8 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .192 | .130 | .323 | .000 | 1 |
2022 | .167 | 13 | 23 | 18 | 3 | 1 | 0 | 0 | 4 | 1 | 0 | 3 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .318 | .222 | .540 | .143 | 1 |
通算成績 | .122 | 28 | 49 | 41 | 5 | 2 | 0 | 0 | 7 | 1 | 2 | 11 | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .250 | .171 | .421 | .077 | 2 |
2023年シーズン 福田光輝に期待すること
- プロ初ホームラン
- 100打席到達
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