昨年ドラフト2位で国士舘大学から入団した池田のルーキーイヤーを振り返ってみましょう。
千葉ロッテマリーンズ公式サイトより引用
千葉県出身でマリーンズジュニア出身の池田は県内屈指の強豪校である習志野高に進学します。同校在学中に甲子園出場は果たせなかったが、国士舘大に進学し野球を続けます。大学では1年次よりレギュラーとして活躍し、東都二部リーグではあるものの高い打撃成績を残し、ドラフト2位でマリーンズから指名され入団します。
春季キャンプを経て球春みやざきベースボールゲームズで実戦に挑んだ池田は早速結果を残します。2月22日のオリックス戦では、先頭打者本塁打を放つなど、能力の高さを見せつけます。
練習試合、オープン戦と1軍に帯同し、主にセカンドとサードとして試合に出場しました。セカンドのレギュラーには中村奨吾がいるため、サードのレギュラー候補もしくはセカンドのバックアップ要員として首脳陣は考えていたはずです。
打率 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 塁打 | 打点 | 三振 | 四球 | 死球 | 犠打 | 犠飛 | 盗塁 | 盗塁刺 | 併殺打 | 失策 | 長打率 | 出塁率 | OPS |
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.103 | 14 | 29 | 29 | 1 | 3 | 1 | 0 | 0 | 4 | 1 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | .138 | .103 | .241 |
開幕1軍入りは逃すものの3戦目の3月31日には1軍登録された池田は、9番サードスタメンでプロ初出場を果たします。その後4月3日の埼玉西武戦でプロ初ヒットを放つなど順風なプロ生活をスタートさせました。
しかしその後はすぐに2軍降格となり、8月の再昇格まで4か月ほどファームで経験を積むことになります。昇格後も思うような結果を残すことが出来ずシーズン通算で2安打、打率.091に終わりました。
打率 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 塁打 | 打点 | 三振 | 四球 | 死球 | 犠打 | 犠飛 | 盗塁 | 盗塁刺 | 併殺打 | 失策 | 長打率 | 出塁率 | OPS |
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.091 | 11 | 22 | 22 | 1 | 2 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | .136 | .091 | .227 |
プロ2年目を迎える池田ですが、レギュラーの中村奨吾が複数年契約で残留し大卒ルーキーの友杉が入団するなど置かれている立場は厳しい状況です。1軍定着へ持ち味を発揮してほしいところです。
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